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2013年9月24日 (火)

広島へ「大和ミュージアム・てつのくじら館」

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数日前の台風も嘘のように、真夏のような日です。

思い立って、広島に旅行することにしました。

一泊二日で、それも個人での遠出の旅行は何十年振りです。

いつもはついつい便利なので、ツアーばかりの旅行でした。

今回は自分でどこに行くかを計画し、汽車や電車を調べ、

宿泊を決め、いざ出発です。この方法はかなり頭を使います。

といっても、私の頭ではなく殆ど夫の頭ですが。

 

広島県の呉市の大和ミュージアムとてつのくじら館、

そして原爆ドームが今回の旅の目標です。

呉市はあの戦艦大和を建造した東洋一、日本一の造船されたところであります。

また「てつのくじら館」のくじらとは潜水艦のことであり、

内部が見られるとのことでありました。

私はクジラとあるのでてっきりあの生物のクジラがおいてあるのかと思いました。

私の知識はそんな程度なものです。

でも潜水艦と聞いて、とても見たくなりました。

私はドイツの映画「Uボート」を見て、潜水艦にとても興味をもったのです。

 

そして原爆ドームです。

映像や写真ではたびたび見ていますが、実物は知りません。

いつか行かなければと思いながら、この歳になってしまいました。

 

旅の始まりです。何かピクニックに行くような楽しい感じです。

新大阪から広島まで、1時間半、

ちょっと居眠りしていたら、すーと行ってしまいます。

とても近いのです。それからすぐに呉市へ。

呉市のことをまた誤解していました。

船と関係あるのだから、もっと田舎と思っていたのに、

これはこれは沢山の立派な建物と多くの観光客ときれいな海と

・・・想像していたところとはまったく違いました。

呉市の人口は40万人だそうです。

 

大和ミュージアムに入る前に艦船めぐりをいたしました。

艦船めぐり用の船の内側から現役かOBかの海上自衛隊の方の説明を聞きながら、

湾に停泊している様々な艦船を見せていただきました。

海上自衛隊の方が船に乗って作業しておられるのが見えたり、

最新式の日本の装備を備えた軍船を見たり、

すごいのはイージス艦も遠くに見えたことです。

ごく普通の日常生活を送っていると、この世界を知ることは皆無であり、

まるで自分一人が頑張って生きているように思うのですが、

私の知らない所で、多くの人に支えられているのだなと感謝したことです。

平和を心から望みながらも、心ならずして事が起こったとき、

ここに停泊している船は

自分の責任を果たすために総力をあげて戦いのために出ていくのですね。

旧海軍戦艦ヤマト建造のドックの跡地もめぐりました。

船からも「大和のふるさと」という字が見えました。

戦艦大和自体にも、霊魂があるならここ自分の誕生地に還ってきたかもしれません。

 

いよいよ大和ミュージアムです。入口を入ったとたん、

10分の1の縮小の大和の模型が置かれていて、圧倒されます。

この10倍の大きさの船に海軍士官3000余名が乗っていたのですね。

戦艦大和の何という優美な船体の美しさ。

日本人は戦いの中にまで、美を求める民族なんでしょうね。

 

本当に美しい。普通の日なのに、沢山の人が見えていました。外国の方も多い。

船と共に沈んでいった若者の遺品は・・・こういうものを見るのはつらいです。

私が特に引きつけられたのは、人間魚雷「回天」とか特殊潜航艇「海龍」でした。

空で殉死した「特攻隊」はよく聞いて知っていますが、

海でもこのような任務を帯びていた人たちの存在は知りませんでした。

特に実際に海に沈められていて、引き揚げられた人間魚雷は

そこに乗っていた若者のことが思われて、その魚雷が若者のようにさえ見えました。

魚雷を両脇に2本かかえて、それを発射したら、

自分が乗っている本体を発射させ、爆死する。

大和は仲間が3000名余もいたけど、この魚雷に乗る若者は一人・・・

私にはこの魚雷に乗った若者の心中がいかなるものであったかと痛ましくなりました。

 

これが戦争なんですね。平和な日常生活では考えられないことが、

実際に行われ、それが日常となっていた時代なんですね。

・・・戦争って、何でしょうね! どうしてそうなるのでしょうね!

 

ゆっくり見たいけれど、次が待っています。

「てつのくじら館」です。わざとこのような形にしたのではなく、

余計なものをつけないでいくと、

結局くじらのような形が一番水に抵抗なく動けるということでしょうね。

潜水艦の内部が見れたのですよ。

あのドイツの「Uボート」の内部のようなのが。

もちろんあの頃より、ずっと進歩していますが。無駄が全くありません。

艦長さんのお部屋。キッチン、バスルーム、寝台、

そして信じられないほどの計器類など。狭い艦内の細部まで有効に使われていて。

食事のメニューが実物の料理にようにテーブルの並べてありましたが、

栄養を考えた美味しそうな食事内容でした。

若い人にとって、このような任務についている人にとって、

食事は最高の楽しみでしょうね。

 

外はもう夕方です。戦艦大和の大きさを4分の1にした波止場をあるいて、

今日一日の余情を楽しみました。もうすぐ太陽は海の彼方に沈むでしょう。

あの日、戦艦大和や人間魚雷が出ていった日はどのようだったのでしょう。

その後、また広島まで帰り、先に帰る息子を送って、夫とホテルへ向かいました。

 

また明日の広島です。次は原爆ドームです。

(9月19日の広島旅行記す)

(写真は人間魚雷「回天」)

 

2013年9月24日

 

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