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2013年11月 5日 (火)

安藤忠雄氏と堺屋太一氏の講演に行く

某介護付有料老人ホーム会社主催の講演に行きました。

今日のゲスト、お二方とも日本を代表する著名な方々です。

ぜひ参加したいと思って、申し込んだところ

4000人の応募の中で選ばれた1500人の中に入りました。

多分年齢が合致したのでしょう。

会場は梅田のリーガロイヤルホテルです。

梅田の市中からだいぶ離れていて無料バスが出ていたのですが、

知らなくてかなり歩きましたが、階段を上がったり下りたり、いい運動になりました。

集まった人たちはだいたい70代から80代の人が多いように見えました。

私と夫も同年齢です。だんだん仲間意識が出てきました。

安藤忠雄さんは、実にさばけた、気さくな方で、

ご自分の本を買った人とくったくなく話しておられました。

世界的にも有名なあれほどの仕事をしておられる方ですが。

全く飾らない大阪の庶民と言った感じでした。

4年前に大手術をなさったそうですが、大変お元気で、

あの特徴ある髪型も真っ黒で。

72歳なのに、白髪が無いのです。

少年がそのままそこにおられる感じでした。

あの大きな目で、周りの人にニコニコと笑いながら談笑しておられるのです。

自分の本を買った人の名前を聞いて、それを本に書いて下さるのです。

私は生まれて初めて、自分の名前を全部書いてもらいました。

感激です。著者のサインをもらうのは当たり前ですが、

買う人の名前を書くとは・・・本当に初めてのことでした。

もちろん、安藤さんのサインは本に書いてあります。

本の売り上げは全部福島の遺児のために使うのだそうです。

お話も面白かったし、とても楽しかったです。

大阪の街で沢山の建築を手掛けておられたし、

現在も大阪のために尽力しておられることを

スライドで説明してくださいました。

安藤さんの今日のお話の主題は「人生100年」です。

私は安藤さんの外見があまりに若いので、

60歳位と思っていたのですが、もう72歳でした。

それなのに、人生100年という目標を掲げて、

次々と新しいことに挑戦されるそのエネルギーの凄いこと。

また福島の遺児たちの支援、環境が破壊された所の再生、

何とかして世の中を良くしていこうとされる

前向きな姿勢に圧倒されました。

安藤さんは1500人の老人の聴衆を見ながら、

「みなさん、これからは政府が何かしてくれるなんて思わないでください。

ご自分で自分のことをしっかり考えて生きてください。」と言われました。

・・・(どうも日本は大変らしいです。でも70、80になって、

自分のことをしっかり考えてくださいと言われても、大変ですね)

謙虚な方ですが、かと言って物怖じしない、

言いたいことは言うという、人間味ある、

そして何よりも血が脈打っているという感じでした。

大阪の市の中の建築や道路、公園などが安藤さんの企画によって

どんどん緑になっていっているようですので、

機会があったらまた見に行きたいと思いました。

堺屋氏の講演は「楽しい社会を創ろう」でしたが、

話しておられる堺屋氏自身の顔が少しも楽しそうではなく、

喜びがないようで、前のゲストの安藤さんとつい比べてしまって、

急に疲れが出てしまいました。・・・聴き手が悪くて申し訳ありません。

喜びや楽しみは自分が創るものであり、

政府やお役人が作ってくれるものではありませんし、

話すご自身が喜びを、楽しみを語らずして、

教科書のような、企画書のような話をして下さっても

・・・凡人にはちょっと伝わりかねました。

主催者もまた対照的な人を選んだものです。

同じ大阪人だということでしょうが、一人は血の脈動を感じる人、

もう一人はかなり血流の脈動が希薄になっておられるようで。

もう少し生きた人間を見て欲しかったですね。

講演が終わって、ロビーに出たら

私の隣の70歳前後のだ男性が私に言いました。

「・・・元官僚だね」と。

ただ今日のお話のお二人に共通していることがありました。

それは日本はかつてのような元気な国ではないのだから、

あまり国に頼らないで、自分で生きる工夫をするようにということ(安藤氏)、

また老人の年金はこれから減っても、あなた一人が減るわけではないから、

みんなが減るのだから、何も心配はないのですよ。(堺屋氏の話・・意味不明)

・・・老人生活のこれからは、かつてのようにはいかないということです。

夫と私は長い行列をして送迎バスを待っている人たちを後目に、

また駅まで歩きました。老人は楽をしてはなりません。

できることは自分でするのです。

初めて行った所で、初めての電車だったので、帰り少しまちがえましたが。

 

2013年11月5日

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