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2014年1月 7日 (火)

初詣 奈良へ

038sika

071butuzou

(1月2日 奈良公園、東大寺)

 

 

久しぶりです。何十年振りです。鹿と会うのは。
「ねえ!早くせんべいちょうだいよ!」と
私の服を口で引っ張る真っ黒な可愛い目の鹿。
黒々の鼻が瑞々しい。
あっちも、こっちも鹿、鹿、鹿。
夫婦連れの鹿、親子連れの鹿、一人ぼっちの鹿。
広い公園の中を歩き回っています。ここの鹿は走りません。
ゆっくり歩いています。
生存競争もないから、急ぐ必要もないし、
天敵もいないからあの細い脚を使って、必死に逃げる必要もないのです。
ゆっくりと、ゆっくりと、まるで瞑想をしているようです。

でもね、ちょっと下の土や芝生を見ると、
黒い、可愛い糞が敷き詰められたように落ちている。
これも愛嬌のうち・・

鹿に見とれて、鹿と遊んで、
東大寺とか春日大社に詣でるのは、ちょっと後になりました。

東大寺には過去2回ほど来たことがありますが、
詣でる度に、感慨は異るものです。
有名な神社仏閣は、人出も沢山で、願い事がその数だけ多くなるので、
普段の静謐さや、荘厳さは何か人の欲に飲み込まれてしまって、
消えてしまうように思われるのですが、
神社の神、寺院の仏さまたちは、
人間そのものを喜び、迎えて、歓迎してくださるのでしょうか。

座主らしき袈裟に身を整えた僧侶様が、
館内の衆人の姿やざわめきは見えないかのように、
聞こえないかのように、地上から2-3mも高い読経席に座って
巨大な大仏の少し下で、お経をあげておられました。
きっと、修行した人には、どんな環境の中でも、
静寂に浸ることができるのでしょう。

その後・・・春日神社へ。
両側を長い長い常夜灯に挟まれた坂道を歩き、
暗い夜空に浮かぶ社殿に着きました。
・・・願いこと?
・・・拝礼をしたものの、私には願い事はありません。
ご挨拶です。

家に辿りついたのは、夜9時半。
今日は有に2里の道のりを歩きました。

神仏に願をかけなくても、日々護られていることを感じています。


2014年1月7日

 

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