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2014年11月 3日 (月)

神の導きは不思議です

今年の5月の初めの日曜日、
私が30数年振りに教会に行った日から2回目のミサ。

私は200名近い信者の一番後ろの席に座っていました。

慌てるようにやって来て私の隣に座った人。・・・そしてこう言ったのです。

「初めてなの!」とその人。

「そう、私は2回目」・・・と私

「カトリックは初めて。プロテスタントだったの」・・・とその人

「そう、私もよ」・・・と私。

「主人が倒れたの」・・・とその人。

 それが私とMさんとの出会いでした。

Mさんのご主人が急に倒れ、命も危ない状態だということ。
Mさん夫妻は若いとき教会に行っていて洗礼も受けていたが、
30年も前から教会に行っていないこと。
プロテスタントには疑問があるので、
見知らぬ、一度も行ったことのないカトリックに飛び込んだのだということ。
そして私の隣に座ったのです。

「あとで、コーヒーを飲みに行きましょう」と私は言って、
教会のコーヒールームにさそい、Mさんと語り合いました。
とてもよく似た私たちの境遇。
私は心の内部から突き動かされて教会に行った。
Mさんはご主人が倒れて、神様を思い出した・・・これだけの違いです。

その日からのMさんとの2か月余、毎週ミサのあと、語り合いました。
余命を宣告されているご主人。
明日どうなるかもわからない不安な状況の中で、
私より3歳年上なのに、どうしても60代にしか見えない彼女。
大変な状況なのに、すきのない身だしなみ、
そして人に暗い顔は見せないで、笑顔で語る彼女。毅然とした姿。

あとで彼女は言いました。心の中は不安でいっぱい。
だから自分でもよくわからず教会へ飛び込んだの。
せいっぱい、がんばって自分をささえているの」・・と

それから神様は不思議な御手をもって私たちを動かされました。
カトリック教会はみな同じではありません。
やはりこれも自分が求めるものを探すよりほかありません。
二か月後、私たちは別々の教会に行きました。
そしてまたまたMさんと私はいっしょの教会に行くようになりました。

Mさんはその間、ご主人の病状と戦いながら、
魂の救いを求めて、神に帰ろうと一生懸命でした。

そうして、ようやく落ち着いた今の教会、
N神父によって、あれほど願っていたご主人の病床洗礼が実現したのです。

意識のなかったご主人がそのときだけ目をあけ、
「あなたの本当のお父さんは、天の父ですよ。信じますか。」
という神父さんの問いにうなずかれたのです。

ご主人はMさんより、一足先にカトリックの洗礼を受けられました。
洗礼名ヨハネです。

それは先月の半ばのことです。

今ご主人は意識はありませんが、小康状態を保たれています。
洗礼を受けるときだけでした。
ご主人の意識がはっきりしたのは・・・

Mさんとは、今いっしょにミサに出て、カトリックの勉強をしています。
5月からの出会い以来半年、不思議な神御手に導かれています。


2014年11月3日

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