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2015年10月 7日 (水)

離婚式をしました・・・・・・W神父さまのお話

W神父様の今日のお説教は、ちょっと今までの常識とは違う考えで、
それほど古くない私の頭もしばし考えてしまいました。
そして時代の動く速さと、
わけても自分の所属しているカトリックのこれからに、
どのような変革が行われるのか楽しみでもあり、
また理解できなくなる自分の老化に少しばかり危惧しました。

今のローマ教皇(カトリックでは法王といわず教皇といいます)は、
現代感覚の優れた方で、また南米出身で貧富の差がどれだけ人間に
害を与えるかを身をもって体験されたお方です。
そして弱い子供や女性に対して、カトリックは美徳とか犠牲、
従順を強調するあまり、
女性に対してかなり厳しい戒律を課していたようです。
最近のカトリックの女性は決して弱くありませんが。

今日のお説教で、「私は一度離婚式をしたのです」といわれました。
通常カトリックは離婚を認めません。
どんな事情があっても認めなかったのですが、
時代の変化、生活の変化、女性の地位向上、
過去にはなかった複雑な事情等にもっと暖かく配慮すべきだというのが
現教皇さまのお考えです。

W神父さまの司牧しておられた信者の方でどうにもできない事情ができ、
離婚という形をとらざるを得なくなりました。
夫に借金が重く被さり、追いかけられ、
妻と子供を救うために離婚という形をとるしかなくなったのです。
お二人は泣く泣くそうされたのでしょう。
けれどもお二人は「離婚式をしてほしい」といわれたそうです。
それで「離婚を祝福します」というわけではないでしょうが、
この離婚がお二人の幸いとなり、
神に祝福されたものとなりますようにという祈りをこめて
W神父さまは式を執り行われたのだと思います。

W神父さまの話・・・
その後、その夫婦は・・・・・・・いろいろあったでしょうね。
いいませんが。
奥さんの苦労は大変だったことでしょう。
ただ娘さんが大きくなって、現況を知らせてくれました。
立派に成長されていました。

人間は弱い者であり、いつも軌道から外れる危ういものです。
宗教とは戒律でしばるものではなく、
その人が善き人生を生きれるように、
それぞれに配慮していくのが宗教の姿です。
W神父さまの締めくくりの言葉でした。


2015年10月7日

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