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2016年1月13日 (水)

ご近所人間模様

今年も動き始めました。
でもまだご近所の人たちとは、
会うと「あけまして、おめでとうございます」と言い合います。
お互いに去年とそれほどの変わりはない生活でしょうけれど。


今住んでいるマンションも入居してから30年以上経過しました。
住民の半数は変わりましたが、30年前からの方々も相当数います。
でもすでに70代以上が多くなり、
夫婦両方元気という人たちもどちらかが亡くなっていきます。


90歳を超えたお母さんをもう20年近く介護しておられる、独身の娘さん。
数日前も挨拶しましたが、いつもにこにこして、
愚痴一ついわれたことはありません。
ご自身もいつも身ぎれいになさり、心からの介護をなさっておられ、
あんな風にできるのかと教えられる思いです。
すばらしい美人なのに、どうして結婚なさらなかったのかと不思議です。
余計なことですが。


2日前にも会いました。
認知症の奥さんを片時も目を離すことなく、介護しておられるご主人。
本人はいつもニコニコして、嬉しそうにご主人の後を追いかけて。
まるで子供に帰ってしまったように。
「わたしの顔、変かしら」と聞くので、私が「いいえ」と言うと、
ご主人があわてて、連れていかれた。
ご主人も奥さんも私より5歳くらい若く見える。
若年性認知症に入るのだろうか。
ご主人は疲れた顔をしておられた。
大丈夫でしょうか。


2年前に在る日突然、奥さんが急死された二人のご主人。
その後の生活を心配していたけれど、何とお二人とも元気、元気。
ご自分のことはきちんとおできになるし、
元学校の先生は服装もきちんと。
奥さんがおられた頃と何一つ変わっていません。
妻を亡くした夫も様々です。
「私がいないとあの人は生きていけない」と思い込んでいるのは
妻の錯覚ではと思えることもあります。


反対に2年前にご主人を亡くした奥様。
すべてを、雑事も全部、夫まかせだった琴の先生。
ご主人が亡くなれたら、琴一筋かと思いきや、琴の音は聞こえず、
おでかけになるのは病院通いのみ。
あれだけショックを受けられるとは。
ご主人に全く頼りきっておられたから。


87歳と84歳のご夫婦が私のマンションで最高年齢でしょうか。
(夫婦として)
ご主人は街までの距離15分弱を歩いて買い物にいかれます。
奥さんはあまり部屋からでられませんが、
お二人支えあっていきておられます。
私はお二方を模範にしています。


未亡人の方も多くなりました。
でもみなさん、何かをなさっています。
そしてきちんとした、規則正しい生活を。
90歳近くの方に「どうしてそんなに足が速いのですか?」と聞くと、
「別になにもしていませんよ。毎日でかけることと、
朝6時に起きて、仏壇のご主人に挨拶して、
食事や洗濯など、とにかく規則正しくしているの」という答えでした。
私の2倍も足が速いのです。


ここまでお読みくださった方、
やはり年寄ばかりかと思われるかもしれませんが、
このマンションには沢山若い人がいて、子供さんも大勢います。
赤ちゃんも。土地がら便利さが受けて若い人が多く集まるのです。
家から13分ほどで行く千里中央駅はベビーカーの多いこと。
ここは珍しい所かもしれません。
老若男女ほどほどとは言いませんが、
私は腰の曲がった老人も元気な会社員も若さあふれる若者も
赤ちゃんを連れた若い奥さんも
制服を着た学生も毎日見て暮らしています。
そして時々、自分の若かった頃を思い出しています。


2016年1月13日

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