« 読書は最高の喜び | トップページ | 初めてです。ウズベキスタンの人 »

2016年5月11日 (水)

南蛮文化展へ

http://www.christiantoday.co.jp/articles/14523/20141113/nanban-bunka-kan.htm

南蛮文化館ですがもっと詳しい映像が出ていますので探してください
**************

ケン・ジョセフの本の一番終わりの資料編をみていると、
「全国キリスト教・キリシタン関係博物館リスト」というのがあり、
さらに大阪府を見ていくと、「南蛮文化館」とあって、
キリシタン関係遺品、南蛮美術品などを展示とありました。
(私はケン・ジョセフ氏の本はあまり好きではありませんが)
でもこうやって資料の出どころを載せていてくださるのは嬉しいです。
早速ネットで調べてみると、
「行って見たい」と強い願望がまたまた生まれてきました。
地図を調べたら何と私の教会から歩いて20分ほどの所にあります。

これだけの豪華な貴重な南蛮の美術品を
どうして近くのカトリックが知らないのかと不思議に思うのですが・・・
そして今日(8日)ミサの後、私一人、地図を片手に探して行きました。
地図とは便利なものです。着きましたよ。


この会館はまったく民間の方の美術館で
これだけの秘宝ともいえるほどの遺品を収集されるとは
本当にどのような方なのでしょう。
金銭的価値にすれば途方もないことになるのでは思われます。
オーナーはまったくキリスト教とは関係ありません。


フロイトの「日本史」に出てくる数々のキリシタン用品の一部ですが
実物を見ることができました。
簡単に本では櫃とか入れ物の箱とかいてありますが、
螺鈿細工が大きな櫃全部に施され、これ自体宝石のようです。
この中に祭具用品が入れてあったと思います。
安土桃山時代の金屏風には沢山の黒人が描かれていて(絵の半分ほどは黒人)、
スペインやポルトガルは奴隷として使っていたのだなと分かりますが、
どの黒人も立派な服を着て働いているので、大切にされていたのでしょうか。
信長と黒人の関係の話を思い出します。


工芸品はマリア、十字架、イエス像、絵像、
鉄砲、硯、書見台(豪華な細工)などなど・・
キリシタンの遺物であるけれど、工芸品を見ていると
その当時の西洋の文化が偲ばれます。
豪華絢爛・・宣教師たちはこれらの物を携えて
信長や秀吉に会いにいったのです。
その多くは焼かれ、盗まれ、壊され、
廃棄されたことが詳しく日本史にあります。
オルガンもその他様々な西洋楽器、印刷機、書籍、
ビロードの衣服などもそうです。


そのころ日本に来た宣教師の多くは貴族出身で、
教養高く、西洋の高い文化を伴っていました。
時の支配者はそういう文化に魅了されたのでしょう。
それにしてもよく残っていたと思います。
小耳にはさんだ情報では「世界ふしぎ発見」で
近々この南蛮文化館が紹介されるということでしたが、どうでしょうか。

キリシタン時代のことは今では様々な意見があり、書籍も出ていますが、
こうして当時の遺物に接するとまた新たな感慨に浸されます。
これらの物を使用していた人たちは事実存在したのですから。


「どうして教会からは誰も来ないのかしら?」というと、
「お知らせや広告は一切していません。来たい人がやって来たらいいのです」
見世物的な感覚で陳列しているのではないということでしょう。
知る人ぞ知る・・・それでいいということらしいです。


2016年5月11日

« 読書は最高の喜び | トップページ | 初めてです。ウズベキスタンの人 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1880059/65429540

この記事へのトラックバック一覧です: 南蛮文化展へ:

« 読書は最高の喜び | トップページ | 初めてです。ウズベキスタンの人 »

無料ブログはココログ