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2016年7月30日 (土)

デトロイト美術館展に行って

デトロイト美術館展案内

美術館展に行くのは本当に久しぶりです。
おまけにこの暑いのにと思いながら、
それでも期限は9月25日までなので、いずれにしても暑いと覚悟して・・・
76歳と72歳の夫婦にとって体力はどうかなといつも考えます。
ちょっとおかしいときは決して無理はしないようにしています。
今日はどちらも元気なようで、
天王寺の大阪市立美術館で開催されている
「デトロイト美術館展」に行くことにしました。
ゴッホの絵もルノアールもモネの絵も何回か見たことがあるので、
それほど期待はしていなかったのですが、
今回の美術展は滅多に見られない日本で初めてという作品もありました。


ドガ、ルノアール、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、
そしてピカソ、モディリアーニ、その他の画家の作品52点です。
本物の絵は本やテレビで見るのとは違いますね。
絵から出てくる気のようなものを感じます。
画家がその絵を描いているそのときの感情が
絵の中に入っているのでしょうか。
あまりにも有名な画家の絵で
どれもみな表現できないほど素晴らしいのですが、
やはりゴッホの自画像は別格でした。


ゴッホの絵を見ていると、ゴッホの内面が、
苦しみと痛みと悲しみの感情が以心伝心のように伝わってきます。
自画像のゴッホの目をみつめていると、
この苦悩は人間を代表しているのではないかと他人事ではない思いになります。
誰もが持っている深い解決できない苦悩。
それを正直に見つめたものと、はぐらかして生きたものとの差だけのことで
ゴッホの目の中にあらゆる人の悲しみが隠されていて、
見る人に語り掛けてくるような気がします。


苦悩を真正面から見つめた人・・・私はそう思います。
その苦悩や悲しみをそっと抱きしめたい・・・
抱きしめられたら・・・
人は抱きしめるべきそれぞれの救いを求めて今日も生きています。
ゴッホの絵を家に帰って飾りました。


もう一つ好きなのはモネです。
「グラジオラス」は優しく、優雅で、慰安に満ちています。
モネの絵の中にはきれいな優しい女性が描かれるのです。
モネの奥さんがモデルですが、
女性かあるいは母なるものの優しさを描いているようです。
癒され、慰められる絵です。
初公開のピカソの絵もありました。


絵の前の数人の大阪のおばさんがこんなことを言っていました。
ピカソのきちんとした美しい女性の肖像画を見て(これは私も初めてです)、
「こっちの絵の方がいいわ。何かわからんのより。
でもわからん絵の方が有名なんだから」と。・・・
私も同じです。抽象画が苦手です。
「絵がわからんからだろう」と言われるかもしれませんが。
やはりゴッホがいいです。
今日はゴッホに会えて嬉しい日でした。
他の画家もすばらしいですよ。
マティスの明るい色彩には幸せを感じます。
本物を観るのは大切なことです。

2016年7月30日

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