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2016年11月 8日 (火)

がらしあまつり

ガラシャ病院です

先月ガラシャ病院で健康講演会とバザーがあるので出かけました。
願わくばこの病院で最後を迎えたいと思っているので、
今からできるだけ慣れ親しんでおきたいという思いもありました。
千中から直接送迎バスが出ているのも嬉しいことです。
約15分から20分で着きます。


すでに大勢の人たちが集まって、買い物したり、
お茶を飲んだりして楽しんでいます。
病院の患者さんも車椅子に乗って、この催しに参加しておられます。
シスターが15名ほど、かいがいしく、笑顔でお世話をしておられます。
この病院に入った途端、すごく温かい空気が漂ってきました。
何と落ち着き、安心をすることか。
ちょっと他の所では味わえない雰囲気でした。
いたわりと優しさと思いやりと謙遜と
そして品の良さに満ち満ちている所とでもいいましょうか。
とにかく皆さんニコニコして優しいのです。


講演の内容は在宅介護に関するものでした。
ガラシャ病院の若い先生が話してくださいました。
将来は在宅で死ぬ人が増えるかもしれません。
この病院は名前の通りカトリック系の病院なので、毎日ミサがあげられます。
聖堂の中は車椅子の方々でいっぱいでした。
入ろうとしたら、今終わったばかりですということでした。
残念でした。


講演の内容もこれからの私たちにはとても参考になりました。
とにかく、何とかなるさではすまされない時代になるようです。
自分のことは自分でしなくては。バザーを楽しみました。
シスターの手作りのケーキ類、手製の衣類、そして手作りのたこやき、
焼きそば、トン汁、・・
手作りの料理のおいしいこと。
シスターやボランテイアの人たちは料理が上手です。


病院の先生たちも、エプロンをかけてボランテイアです。
この病院の先生方は人に奉仕することを当然と思っておられるようで
医師然とした、人はいません。
カトリック系の病院ですが
カトリックとは何の関係もない医師や職員も大勢おられ
患者さんも一般の人たちです。
宗教的な印刷物は皆無、何もありません。
でも病院内を満たしている暖かい雰囲気は職員、医師、
シスター方の内面から出るものでしょう
ここは認知症の方も見ています。
できるだけお世話にならないよう努力しますが、いざというときは安心です。


行きのバスの中で知り合った上品で裕福そうなご婦人。
私より3歳下ですが2年前にこのガラシャ病院で
ご主人が亡くなられたとのこと。
今日のバザーもご主人との思いでのために来たとのことでした。
悲しみにまだ心が癒えず、来年4月からは
世界一周に出るので1年間は日本に帰らないとのことでした。
ご主人はガンでホスピスに入っておられ、
暖かい介護のもと亡くなられたそうです。


宗教とは何の関係もない人ですが
「この病院の暖かさ、素晴らしいものです」と言われました。
安らぐのです・・・と。
これがカトリックの神髄のような気がします。
何も語らないけど、行動によって伝わっていくのです。
確かに、他所の病院では味わえない空気でした。


来年の1月また会いましょうねと言って別れました。
例年またこの病院で認知症についての講演があるからです。
ガンも認知症も他人事ではありません。
夫と共に幸せなひと時を過ごせました。
感謝なことです。


2016年11月8日記す

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