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2016年12月 8日 (木)

金美齢氏の講演へ

テレビでよくおめにかかるシャキッとした老婦人の金美齢氏。
夜の講演でしたが夫と出かけました。
一か月前からの予約です。
指定席付なので安心して行きました。
金氏はよく知られているように、お話の内容は政治問題も多く、
かなり踏み込んで話しをされますが、やはり現今の日本の状況を見ると、
いったいこれからどうなるの?とこの方面においても
知識が必要とされますので、ぜひ聞きたいと思いました。


御年82歳ということで、
ご自分では高齢であるということを売りにしたかったそうですが、
寂聴さん93歳、また「90歳何がめでたい!」の佐藤愛子さんに比べて
いろあせてしまいましたと笑いをさそっておられましたが、
何の何の、背はまっすぐ、声もはっきり、
良いお育ちで教養深い人柄から来る品の良さは抜群でした。


日本のすばらしさを心をこめて話されました。
日本人として当たり前と思っていることが
当たりまえではないということを教えられました。
何しろ私も小学生の時から自虐的な反日教育を受けてきました。
それが正しいとあるときまでは信じてきましたが、
何か変と気が付きだしたのは、
日本人としての誇りが目覚めてきたからでしょうか。
日本人としての誇りをもってもいいのだなと感じだしたのです。


日本人の精神性は一朝一夕で培われたものでなく、
営々とこの列島で生きてきた我らの先輩たちが遺してくれたものが
今の日本人を作っているのだと思うのです。
この列島に生きるということは、偶然ではなく、
深い意味があるように思うのです。


最近は時々はびっくりするような悪い、悲惨なニュースを聞きますが、
日本人の高い道徳性は
「なぜ日本人は宗教なくしてあんなに道徳性が高いのか」と
外国の人にいわせるほどです。
私は昔から日本人の日常生活そのものが
非常に宗教的なものだったと思うのですが・・
立ち居振る舞い、食事の作法、掃除の仕方、生活のあらゆる面に
きまりがあったように記憶しています。
そのためによく叱られました。


また物にも命があるということでしょうか。
人、動物、物、すべてに命があると、
私自身教えられたような気がします。
気がしますといことは、忘れかけているということにもなるのですが・・・
1時間半立ったまま金氏は話されました。
台湾人がどんなに日本が好きかということ。
台湾の生命線は日本にかかっていること。
日本の生命線は台湾にかかっていること。


私は今まで政治問題、国際問題には
あえて頭を使おうとは思いませんでした。
考えても難しいし、本当のことはよくわからないしと。
でも最近の平和信仰はあまりにも偏向していると思うようになりました。
平和という信仰です。
平和、平和と唱える信仰です。
でも平和は防御してこそ保たれると思うのですが。
家でも泥棒が入らないようにカギをかけるではありませんか。


萩原朔太郎が「日本への回帰」という小文の中で、
日本人は必ず日本へ回帰すると書いていました。
西洋に向けられていた目は
自国へ向けられるようになるということでしょうか。
もう20年も前に読んだ文章ですが・・・
朔太郎の預言は最近の日本を見ていると
そのようになりつつあるように思えます。
日本への回帰・・です。
また朔太郎はあと200年したら私は再び生まれ変わるとも言っていました。
これは余談ですが・・・
私もこの機に自分の国「日本」について考えてみようと思います。


2016年12月8日

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