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2017年4月13日 (木)

本の大処分

ブックオフの人が来てくれ、260冊の本を持っていってくれました。
夫と私の本です。

このように大量に本を処分したことは何度かありましたが
今度はこれが最後かなと思っています。
長い間、これだけはと大切にしていた本。
私の精神的な歩みの原点にもなる本も手放す気持ちになったからです。
他の人にとってはいざ知らず、
私にとって、夫にとっては貴重な本も沢山ありました。

高いものは1万円~3万円以上するものもかなりあります。
私たち夫婦の本好きは標準を超えていて、結婚してからでも
小さなマンションが買えるほどだったかもしれません。

私が本を読むのは趣味ではありません。
探求でした。
人生の探求であり、真実への探求でした。
それは今もなお、続いていて、おそらくは死ぬまで続くことですが、
昔よりはかなり明確になってきたようです。
15歳の頃より、
「わたしは何なのか?
 わたしはどこから来たのか?
 わたしはどこにいくのか?」とこの問に答えを見出そうと
この世の知識人、賢人、哲人、思想家の書物漁るように読みました。
この問題に答えを見出すのが私の一生の仕事となっていました。
もちろん、人間としての日々の生活を積み重ねるのですが、
第一の目的はこの大問題を解くことでした。


そして私は宗教の道にも入ったのですが、
そこでも明確には確証は得られませんでした。
けれど、私もある程度大人になり、思考力もついてきたのか、
過去の多くの賢者たちの書物の中から真実の宝を見出したのか、
ある確信を持てるようになりました。


それは私はあらゆる生命の根源である存在とつながっていること。
そして私は死後、その根源の中に帰っていくこと。
そして私は輪廻転生はあるのだと確信したことです。
私は何度も生まれ変わるし、
今の私も何度目かの生まれ変わりであること。
けれども、人間は決して動物や虫には生まれず、
人間としてこの世で修行するためにまた生まれてくること。


そして、宗教の説く、天国と地獄はないと確信したことです。
地獄も天国も自分が作り出す状態であること。
罪も罰もないと思います。
したがって、贖罪はないと思います。
けれども好き勝手に生きることは
自分の運命を善に向けるか悪に向けるかを決定していくので、
これはまた次の生まれ変わりにつながっていくと思われます。


人間は生まれ変わるたびに、何らかの学びをして、成長し、
自らの非を改めていくのだと思います。
そして精神の高みに上っていくのだと・・・


本の大処分はこれと関係しています。
私の中に、私なりの解決が与えられ、
何かあれば自分の内部に聞くと答えが出てくるようになって、
・・・いわゆるコンピュータの中にある程度データが蓄積されていて、
そこから必要なものを取り出すという感じです。
70年以上の学びと体験が私の内部に蓄積され、
それこそが私にとっての財産なのです。
これが私にとって本当の貯金なのです。
ですから、気持ちよく、私は私の本と別れを告げました。

2017年4月13日

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