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2018年6月19日 (火)

№260. 本、言葉の紹介3 見えないものを大切に

「見えないものを大切に」の紹介です。


澤田昭夫著 聖母の騎士社出版 337ページ
澤田昭夫教授 1928年10月5日―2015年3月24日
 歴史学者、筑波大学名誉教授、近世英国史・ヨーロッパ史、
トマス・モアの研究、カトリック教徒


・父は沢田節蔵:外交官(元国際連盟日本代表・ブラジル大使)、
 東京外国語大学初代学長
・夫人は沢田マルガレータ:元愛知大学・タカチホ商科大学教授、
 ケルン大学経済学博士
・叔父は沢田廉三:外交官(外務次官を2度務め、初代国連大使)
・叔母は沢田美喜:エリザベス・サンダーホーム創設者、
 男爵岩崎久弥の長女
・実兄は沢田和夫:カトリック東京教区司祭
・実弟は沢田寿夫:パリの国際仲裁裁判所副所長 2016年死去


●1987年来、
「心のともしび」運動のラジオ番組「太陽のほほえみ」のために、
毎月書いてこられた14年分の原稿を、
聖母の騎士社が文庫本として出版したものです。
 簡潔にしかも内容深くまとめられた文章は、
信仰、仕事、罪、平和、落胆、孤独、平等、心の財産、聖母マリア、
苦しみ、個人主義と利己主義、心の平安、常識、復活、癒し、
わがまま、勤労、負けて勝つ・・・など素晴らしい言葉の数々ですが、
その中で、「死を考える」を紹介させていただきます。

*****************


「死を考える」 

人は生きるためにある存在です。

ですから人間が死を嫌い、死にたくないと思うのも当然です。

しかし、死ほど確かなものは世の中にありません

いつ来るかは分からないが、必ずやって来ます。

ですから死とは何か、人は死後どうなるかについて

知れるものなら知っておくほうが、

死に対して目をつぶって知らぬふりをするよりも大人らしい態度でしょう。




ところで、死後の世界について語ってくれるのは、

死んでから復活した人以外にはあり得ません。

大病して「死後の世界を垣間見た」などという

センセーショナルな体験を書く人がいますが、

その人もほんとうは死んではいないのですから、

死の体験談にはなりません。




死んで復活した人はふつうの人間には誰ひとりいないのです。

ですから、私たちは死後の世界について、ふつうには知りようがないのです。

死んでから復活した人間はひとりいます。

ただしふつうの人間ではなく、人間であると同時に神である人、

すなわちキリストです。


そのキリストは、神の教えを信じ、その掟を守るなら人は死んでも復活し、

永遠の生命に恵まれると約束なさいました。

永遠とは長い時間のことではありません。

時間は過ぎ去るもの、はかなさのしるしです。

永遠とは時間のない状態、時間を越えて、くち去ることのない状態です。




死ぬとは、その永遠の生命の世界に

新しい「霊の体」をもって生まれ変わることです。

現世での命日は、新しい世界への誕生日です。

しかしそうなるための条件は神の掟を守ることです。




その掟の最大なるものは、

現世で神を大切にし他人を自分と同様に大切にすることです。

「よく生きることがよく死ぬこと」という格言のさとす通りです。


*6月18日 大阪で地震発生しました。

私の住む豊中はその一番強い直撃を受けました。

揺れ動く瞬間、まずどこに自分の体を置けばいいか考えました。

テーブルの下、電気の傘のないところとか考えているうちに揺れは収まりました。

急いで玄関の戸を開けました。

私には死の迫った地震だとは思えませんでしたので、

まだ私には生命が続くようです。感謝しました。

幸い物は少々倒れましたが、阪神の震災のときほどの被害もなく、

私は守られましたが、大変なことになった人たちも多くおられます。

 

勇気と慰めが与えられますように。

 

2018年6月19日

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